健康

熱中症の症状で軽度のものは?また重度のものや救急車で運んだ方がいい状態とは?

投稿日:


2017年は5月から9月の間で5万人以上の方が熱中症の症状で救急車で運ばれ、50人近くの方が命を落としています。

熱中症の症状が出たら適切な対処をしていれば重症化しなくて済む場合もあります。

それには熱中症の症状にはどのようなものがあるのかしっかりと認識していることが必要です。

熱中症の症状にどのようなものがあるのか曖昧な方に少しでもお役に立てれば幸いです。
<!--more-->

熱中症の症状で軽度のものは?

同じ熱中症といっても程度の違いがあります。

軽度のもの、重度のもの、最も重い症状では救急車を呼ぶレベルになります。

軽度の症状にはめまい、立ちくらみ、気分が悪い、手足のしびれ、こむら返りなどがあります。

気温が高くなったり、そのような中で激しい運動をすることにより体温が上昇します。

体は体温を下げるために普段よりも体表面に近いところまで血液を循環させます。

そして体の末端の血管を拡張させることにより血液をより外部に近づけて熱くなっている血液を冷やそうとするのです。

その結果、心臓や脳に戻る血液が減りめまいや立ちくらみといった症状が出てしまいます。

また暑いと汗をたくさんかくようになります。

体の水分や塩分が失われ手足のしびれやこむら返りといった症状が出てしまいます。

汗というのは血液から作られ、その成分はほとんどが水です。

血管から汗として外に出るまでに体にとって必要なミネラルは吸収されるからです。

しかし大量の汗をかいているときはミネラルの吸収が追いつかずに汗と一緒に外に出てしまいます。

この時、汗と一緒に出てしまうものの中にナトリウムやカルシウムがあります。

カルシウムは筋肉の収縮と関係が深く、体の中のカルシウムが不足してしまうことで神経や筋肉の興奮が異常に高くなりこむら返りが起きてしまいます。

血液を体表面に近づけて血液の温度を下げようとしているのに外気も暑いので血液の温度を下げることができずにさらに症状が悪化していきます。

熱中症の症状で重度のものは?

熱中症の症状が重度になると徐々に姿勢を維持することが難しくなってきます。

頭痛、吐き気、嘔吐、力が入らない、体がだるいなどの症状により立っていることも辛くなってきます。

これは心臓や脳に血液が足りなくなったことを強烈に教えているのです。

スポンサーリンク

体の中では体温調節の方に全てのエネルギーが使われていますので消化の方にエネルギーが使われなくなってしまうので吐き気が出てきて、酷くなると嘔吐してしまいます。

また汗とともに大量の塩分が失われていくことにより筋肉を柔軟に伸び縮みさせることが難しくなります。

自分の思うように力が入らなくなってしまいます。

ここまできてしまったら転倒して骨折してしまうことや頭などを強く打ってしまう二次災害に気をつけなければなりません。

無理せずしゃがんだ方がいいと思います。

細胞の間ではナトリウムとカリウムがバランスよくあることによって老廃物の代謝が行われています。

汗を大量にかいて体の中のナトリウムが不足することで、老廃物を体の外に出しづらくなってしまいます。

そして体に老廃物が溜まってきてだるくなってしまいます。

熱中症の症状で救急車で運んだ方がいい状態とは?

さらに体の水分や塩分がなくなってしまうと体の恒常性を保つことができなくなってしまいます。

体には自律神経というものがあり、無意識に体のバランスを良くする為に働いてくれています。

自律神経が内臓、血管、分泌腺をコントロールしているのです。

私たちは食べ物を消化したり汗をかいて体温を調節したりということを意識的にすることはできません。

これらのことを自動的にしてくれているのが自律神経です。

しかし高温というストレスや大量の汗をかきミネラルバランスが崩れることにより自律神経の働きも悪くなってしまいます。

また体温が長く熱い状態になっていることにより脳がダメージを受けてきて頭の中で言葉を組み立てることができなくなって的確な返事が出来なくなります。

その結果、呼び掛けに対して通常の返事ができなくなってしまいます。

またこむら返りのように体の一部分だけだった異常収縮が全身に広がり痙攣がおきます。

そして今までは何とか体温調整ができていましたが、それができなくなり体が熱くなってしまいます。

最終的には意識を保つことができなくなり倒れてしまいます。

ここまできてしまったらすぐに救急車を呼んで病院で手当てをしないと命に関わります。

迅速に救急車を呼んで病院に行きましょう。

まとめ

熱中症は命に関わることです。

昔と違って熱帯夜の夜や猛暑日が多くなってきています。

暑い日は我慢をせずにエアコンを入れたり氷枕などを使いながら体の調子を整えましょう。

スポンサーリンク

-健康
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

甘酒でダイエットするやり方とは?成功するか痩せないかは何が違う?

甘酒を飲んでダイエットをしてみたいと思っている。 なぜ甘酒を飲むことでダイエットになるのか? スポンサーリンク またどのようなやり方をすればダイエットに成功するのか? 本当に甘酒を飲むことでダイエット …

乗り物酔いの時に飲む薬が効く原理とは?飲むタイミングやおすすめのものは?

乗り物酔いになってしまった時にどうしたらいいのでしょうか? スポンサーリンク 時には薬の力を借りて症状を抑えることも必要です。 乗り物酔いの薬にはどのような効果があるのでしょうか? スポンサーリンク

熱中症の処置としての水分の取り方は?冷やす方法や点滴の効果は?

熱中症の症状があった場合にはその方をまず涼しい所に連れていき、衣服を緩めてあげることが必要です。 そのあとに行うのが水分補給や体を冷やすことです。 どのようにして行うのがいいのでしょうか? 目次1 熱 …

胃痛の原因である食後の痛みはなぜ起こる?また冷えや自律神経との関係

突然の胃痛に悩まされた経験をお持ちの方がいらっしゃると思います。 病院で検査をしても異常がないし、薬を飲んでも効果がない。 自分の体は一体どうなっているのか? このようなことで辛い経験をされたことがあ …

二日酔いを食べ物で予防したり回復させたりできるのか?食べないことは?

二日酔いを早く治すにはどのような食事をすればいいのでしょうか? 食事と二日酔いはどのような関係があるのか? 食事で早く二日酔いを治したいと考えている方に少しでもお役に立てれば幸いです。 目次1 二日酔 …

最近のコメント