お彼岸

お彼岸におはぎを食べる理由とは?ぼたもちとの違いやいつ食べるのか?

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お彼岸にはおはぎを食べます。

甘くて美味しいので大好きなのですが、なぜお彼岸におはぎを食べるのか?

また、おはぎの他にぼたもちもあるが同じものなのか?それとも違うものなのか?

このようなことを疑問に思われた方に少しでもお役に立てれば幸いです。

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お彼岸におはぎを食べる理由とは?

お彼岸におはぎを食べますが、おはぎというのは炊いたうるち米やもち米などを餡子(あんこ)で包んだものです。

お彼岸というのはご先祖の霊を供養する日です。

それとともに今自分たちが存在するのはご先祖様のお陰ということで感謝の気持ちを込めて普段食べることのできなかった貴重なおはぎをお供えしました。

これがお彼岸におはぎを食べる習慣の始まりです。

普段なかなか食べることの出来なかったお米や小豆を使っておはぎを作り、ご先祖様にお供えをしたのです。

コメというのは五穀豊穣の象徴で昔は税金を納める代わりにお米を年貢などとして納めていたのです。

自分たちで作ってはいるけれども、自分たちで食べることはあまりなかったのです。

また一方の小豆も邪気を払う力があると考えられている食材です。

豆は節分でも鬼を追い払うものとして使われているくらいです。

小豆は栄養価が高く食べると元気になるので悪いものが体から出て行くようなイメージがあるのではないでしょうか?

豆の一種なのでタンパク質が多いというイメージですが、その他に炭水化物、脂質、ビタミンやミネラルなど色々な栄養があるマルチな食材です。

お米や小豆を使ったおはぎをお供えし、そのおこぼれをいただくというのがお彼岸におはぎを食べるようになった理由です。

お彼岸に食べるおはぎとぼたもちの違いとは?

お彼岸とは年に2回あります。

春のお彼岸に食べるものはぼたもち。

秋のお彼岸に食べるものはおはぎと呼ばれています。

これはちょうどお彼岸に咲いている花にちなんでぼたもちとおはぎという名前にしているのかと思っていました。

しかしもっと他に違いがあったのです。

お米を外側から覆っている餡(あん)ですが、つぶあんとこしあんがあります。

これは単に好みの違いと思っていました。

しかし昔はもっと現実的な状況がありました。

小豆の収穫時期は秋です。

秋のお彼岸はその取れたての小豆を使って作るので皮も柔らかい状態で食べることができました。

そのため小豆の皮を残すつぶあんでおはぎを作りました。

春のお彼岸というのは冬を通り越していますので、火を通しても小豆の皮が固くなってしまっていたのです。

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そのため小豆の皮を取り除いたこしあんでぼたもちを作ったのです。

このようにただ単に好みの問題かと思っていたのですが実はこのような事情があったのです。

つぶあんとこしあんの違いがあったので、それを区別するために春に食べるものはぼたもち、秋に食べるものはおはぎという名称にしたのです。

最近では保存技術の発達と品種改良により取れたてに近い状態で小豆を維持できます。

そのためつぶあんにするか、こしあんにするかは好みの問題となっています。

お彼岸のおはぎはいつ食べるのか?

おはぎはお彼岸のちょうど真ん中のになる春分の日や秋分の日に食べます。

その日にご先祖様にお供えしたあとにそのおこぼれをいただく形で食べるのです。

お彼岸というのは春分の日と秋分の日を中心として前後7日間あります。

なぜ7日間あるのか考えたことはありますか?

その昔、世の中の治安が悪かった時代がありました。

現世で報われないのならせめて極楽浄土に行きたいと願うようになりました。

そしてすでにあの世へ行っているご先祖様に極楽浄土に連れて行ってくれるようにお願いするようになったのです。

そのご先祖様にご馳走をするということでお彼岸のちょうど真ん中の春分の日や秋分の日におはぎをお供えするようになりました。

それがなぜお彼岸なのか?

仏教において西方は聖域とされ阿弥陀如来がいると考えられています。

ですのでちょうど真西に太陽が沈むお彼岸なら願いが伝わりやすいように考えたのです。

そのような理由でお彼岸の日にご先祖様に感謝するという習慣が生まれました。

ちょうど真西に沈む太陽に自分たちの願いを届けてもらうというイメージかもしれません。

そして感謝、お願いをするだけではなく自分たちでもその努力をしなければならないと考えるようになりました。

そのための修行として六波羅蜜(ろくはらみつ)というものがあります。
①布施=他人への施しをすること
②自戒=戒を守り、反省すること
③忍耐=不平不満を言わず耐え忍ぶこと
④精進=精進努力すること
⑤禅定=心を安定させること
⑥智慧=真実を見る智慧を働かせること

これら6つのことを1日に1つ実践するというものです。

だからお彼岸というのはこの6つのことを実践するための6日間と春分の日と秋分の日のそれぞれを合わせた7日間になります。

まとめ

お彼岸におはぎを食べることにはご先祖様に感謝するという意味の他に過去の時代背景があったのです。

現在は早くあの世へ行きたいと考えている方は少ないと思うので六波羅蜜を実践する必要はなくなりました。

しかしご先祖様に感謝の気持ちを持ってお参りする心は持ち続けたいですね。

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